ドライフォガー
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オゾンの仕組みと効果

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オゾン消臭除菌のメカニズム

オゾン(O3)は、自然界に於いて雷や紫外線によって作られています。酸素(O)が3つ集まった物質のことで大気を自浄(殺菌、脱臭)しています。人工的にはオゾン水、オゾンガスとして作られ、その有効性と残留性が無い事が注目され、幅広い産業で利用されています。

オゾンの能力と可能性

そもそもオゾンとは酸素(O2)にもう一つ酸素Oをむりやり付けた状態をいいます。
ですから、すぐに余った酸素を放出します。
この放出された酸素があらゆる物質と結合しようとします。その結合こそが酸化であり、以下のような効力を発揮します。

  • タバコ、体臭、香水など臭いの成分に対して消臭
  • 細菌、カビに対して除菌
  • インフルエンザ等のウイルスに対して不活性化(分解)

また、オゾンによる殺菌は『溶菌』と呼ばれ、強力な酸化作用により細菌の細胞膜を破壊。 細胞膜を失った細菌は細胞内の成分が外に漏れ出して死滅します。

オゾンの性質

オゾンの特徴 4つのポイント

  • 殺菌・脱臭・漂白・害虫忌避という特性を持つ。
  • 塩素の6倍以上の酸化力があり、フッ素に次ぐ強力な酸化力を持つ。
  • 残留性が無く、時間が経てば全て酸素(O2)に戻る。
  • オゾンの効果は湿度や温度によって大きく変わる。

オゾンの特徴 4つのポイント

  • 大腸菌、セレウス菌、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ……食中毒菌
  • MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)……院内感染
  • 風邪やインフルエンザの原因……ウィルス菌
  • 鳥インフルエンザ
  • 空気中のウィルスの増殖が抑えられる
  • O-157、新型肺炎(SARS)に対しても効果有り

オゾンの特徴 4つのポイント

ゴキブリ、ダニの忌避効果について
  • ゴキブリの出すフェロモンの分解
シックハウス症候群について
  • シックハウス症候群の主な原因ホルムアルデヒドの分解
花粉について
  • 花粉を除去することはできませんが、浮遊する花粉の酸化を進めてアレルギーの原因物質アレルゲンを分解

オゾンミストの安全性とオゾンの影響

オゾンは反応性が高く、非常に強い酸化力を持つため、濃度によっては人体に悪影響を与えます。オゾンでの消臭・除菌を行う際、お客様はもちろんのこと、作業に携わるスタッフ、社員すべての人に対して安全でなければなりません。「ドライフォガーND-100X」のオゾンミストは有人下でも安全に使用できるように、オゾン濃度を0.1ppm以下に保つよう配慮された設計になっております。

オゾンの暴露による人体への影響

オゾン濃度 生体作用
0.1ppm以下 1日8時間、週40時間程度の労働時間、ほとんどの労働者に健康上の悪影響が見られないと判断される。
0.1ppm以上 オゾン臭気があり、鼻や喉に刺激を感じて不快感を与える。
0.2ー0.5ppm 数時間の暴露で視覚が低下し、目眩を感じる。
0.5ppm 上部気道に、明らかに刺激を感じて咳き込む。
1ー2ppm 数時間の暴露で催涙、頭痛、胸部痛などが起こり、暴露を繰り返せば慢性中毒にかかる。
5ー10ppm 脈拍増加、体痛、麻痺症状が現れ、暴露が続けば肺水腫を招く。
15ー20ppm 15ー20ppm 呼吸困難となり、小動物は2時間以内に死亡する。
50ppm 50ppm 数分の暴露で急性中毒となり、人間は1時間で生命が危険な状態になる。

ご覧のように、高濃度なオゾンを吸い込むと人体に様々な悪い症状を引き起こします。弊社はドライフォガーの販売営業の際、必ずオゾンの人体への影響について説明致しております。また高濃度オゾン発生装置を使用する危険性についても必ずご説明しております。

ドライフォガーND-100Xの安全性

「ドライフォガーND-100X」をホテル客室20平米、5分間噴霧した場合のデータ(左図)では、MAX0.093ppmの濃度が計測されました。勧告値0.1ppmに近づくのは、5分噴霧の中で一瞬だけですので、人体への影響は心配ないと言えます。
安全な基準以下の濃度であり、20分後には全て酸素に戻りますので残オゾン臭はありません。
当然室内の臭いも消臭していますので「無臭の客室」となります。
※ドライフォガーND-100Xには1分から最大10分までのタイマーが付いており、自動で電源が切れます。ドライフォガーには、他のオゾン発生器のような高濃度オゾンを連続で発生させる事を目的とした設計は最初からありません。

お客様はもちろんのこと、作業に携わるスタッフ、社員すべての人に対して安全でなければなりません。ドライフォガーND-100Xは、有人下でも安全に使用可能であり、その濃度は日本産業衛生学会勧告値0.1ppmを厳守しております。
※労働環境のオゾンガス濃度許容値…日本産業衛生学会勧告値0.1ppm以下とする。

作業環境許容濃度とは

労働者が1日8時間、週40時間程度、肉体的に激しくない労働強度で、有害化学物質に暴露される場合に、その物質の平均暴露濃度がこの数値以下であれば、ほとんど全ての労働者に健康上の悪影響が見られないと判断される濃度です。

ドライフォガーの紹介

オゾンによる「瞬間の消臭・除菌」には、「水分が必要である」という条件を満たし、なおかつ周囲を濡らさないミクロの霧とミキシング噴霧を可能にしたドライフォガーは、最高水準・特許の革命的なオゾン技術を利用した新方式脱臭機器です。

最高水準の特許オゾン技術

どこも真似出来ない特許ノズル(特許NO.3600475)を使用し水分を加え超ミクロ状のミスト(霧状)で噴射することにより、 オゾンの持つ能力を最大限に引き出す事に成功!オゾン気体は水分を付加することにより、除菌・消臭に対するその反応効率と酸化効率が一気に加速されます。

超ハイスピード消臭・除菌

ドライフォガーND-100Xは、反応効率の加速により、 素早くあらゆる物質へ反応するため、余剰オゾンが少なく、残オゾンの独特な臭いが、オゾンガスに比べ大幅に軽減されます。また、 酸化効率が高いことにより、臭いの脱臭はもちろん、細菌などの除菌に対しても抜群の酸化力で、従来のオゾン発生装置とは比べものにならない効率性を発揮します。

安全・安心のオゾン処理

ドライフォガーND-100Xは、従来のオゾン発生器のような高濃度のオゾンガスを発生させません。水とオゾンをミキシングしてオゾンの酸化効率を飛躍的に高める為、余剰オゾンを少なく出来ます。これにより有人下でも安全に使用可能であり、そのオゾン濃度は日本産業衛生学会勧告値0.1ppmを厳守しております。安心してお使い頂けます。

ドライフォガーND-100Xの仕様

ドライフォガーND-100Xでは、タッチパネルを採用し、誰でも操作が出来るようになっています。また、消臭時間も臭いの強さや平米数にあわせて3タイプを設定可能!
さらにメンテナンスモード搭載で安全性・耐久性・安定性を向上させました。

サイズ(㎜) W400×H550×D250 重量 22kg
電源 AC100V 50/60Hz 消費電力 210/200w
吐出風量 12L/min マイナスイオン
発生量
2m先…10万個/cc以上
4m先…1.5万個/cc以上
3m先…3万個/cc以上
8m先…1万個/cc以上
噴霧水量 10ml/min
吐出圧 0.7kg/㎠
オゾン発生量 540mg/h

※発生オゾン濃度は噴射前の濃度オゾン  ※測定器…荏原実業(株)PG-620H
※マイナスイオン測定器…アンデス電気(株)ITC-201A